トラックドライバーの仕事内容|やりがいや注意点は?

今回はトラックドライバーの働き方について紹介します。転職活動・就職を考える際には「今とは違う働き方をしたい!」と考えることが多いですよね。

このページではトラックドライバーの一般的な「働き方」ほか、やりがいや注意点についてもしっかり徹底解説!

転職先として配送ドライバーを考えている方、未経験からトラック運転手の仕事を始めたい方、運送業界への転職が初めての方、ぜひこのページを参考にしてみてください。

トラックドライバーの仕事内容

トラックドライバーの仕事内容について、代表的なものを数種類紹介していきたいと思います。

●ルート配送

日々、決まった企業や施設に荷物を配達する。いわゆる「毎日変わらない運転、荷物」の働き方です。当然、荷主やお客様とも接する機会が多くなるので、「コミュニケーション能力」が求められる仕事とも言えます。「安定して同じ仕事がしたい」、「道に迷う不安、知らないところに行くのが怖い」なんてドライバーには向いていますが、逆に「運転だけをしていたい」というドライバーには向いていないかもしれません。

配送先・目的地としては「コンビニ」、「病院」、「スーパーマーケット」、「クリーニング店」などが多いのが特徴です。

●宅配

指定された個人宅や企業、工事現場などに荷物を運ぶ職種です。「配達ドライバー」などとも呼ばれます。ドライバーが担当エリアを持ってその範囲内の配送先を回ることが多いです。近い範囲内で件数をこなす働き方と、少し距離がある場所への配送を担当するケースがあります。配送先のバリエーションがありつつも、エリア的には同じ所を回れるので、バランスの良い働き方が可能とも言えるかもしれません。仕事によっては集荷業務がある場合もあるので、集配所への運転も求められます。

●フリー便

配送先も荷物もその日によって違う働き方です。拘束時間や勤務体系がバラバラになりやすいデメリットもある仕事ですが、その分「高収入」で「平均年収が高くなる」ケースも多い仕事と言えます。運ぶ荷物なども多岐にわたるので、ドライバーとしてのスキルが求められる仕事ですが、「その分やりがいも大きい!」とフリー便を選ぶベテランドライバーも多くいます。

トラックドライバーの距離別の分類

ここまで仕事内容別に考えてきましたが、ここからは運転する距離別に分類を解説していきます。

●短(近)距離ドライバー

往復300km未満を走行しているドライバーを指すことが多いです。運転距離が少ない分、一度に複数の届け先に配送する場合が働き方が一般的。運転する距離が短いので「ドライバー未経験」に好まれる仕事です。また、泊りの勤務になることも少なく比較的「日帰りで毎日家に帰れる」ような仕事になっていて、女性ドライバーが働いているケースも。小型トラックでの仕事が多く運転免許も「普通免許」で勤務可能なことも多いです。

●中距離ドライバー

往復300km~600kmの走行距離のドライバーを指すことが基本的に多いです。県を超えて「1日1往復」のような配送が中心ではないでしょうか。運送会社、納品先などによっては、泊りがけで運送する場合があるので、もし中距離メインの会社に入社をするのであれば「車中泊」があるのかどうかなど条件や労働環境は良く確認した方がいいでしょう。

●長距離ドライバー

往復600kmを超える場所に業務内容のドライバーのことを「長距離ドライバー」と呼びます。大型トラックを運転するケースが多いですが、中型トラックでの仕事も一部あります。仕事に免許の取得を求められることも多いので、最低でも中型免許、理想は大型免許を持った状態が好ましいと言えます。距離が長い分、「運転時間や拘束時間・労働時間が長くなりやすい」という側面はありますが、一方で「荷積みや荷下ろしをする回数が少ない」という側面もあります。仕事において運転する時間が中心になりやすいので、「自分のペースで働きたい!」、「運転をずっとしていたい!」そんな人にはメリットが大きく、おすすめの仕事だと言えます。

トラックドライバーのやりがいと注意点

最後にトラックドライバーとして働く中での「やりがい」と「注意点」について紹介していきたいと思います。

●やりがい

何よりも「荷物を無事に届けた時」に大きな達成感を得られるところではないでしょうか。しかしその大きなやりがいを感じるためには、トラブルを乗り越えなければならないこともあります。道路の渋滞や事故、悪天候、車両トラブルなど、時間厳守に影響を与える「さまざまなトラブル」が発生します。それらを乗り越えて、自らの仕事を完遂できた時は、他の仕事では感じる事のできない大きなやりがいが感じられるはずです。

「社会への貢献」という面をやりがいに上げるドライバーもいます。現代の人々の暮らしには物資の流通は欠かせません。ネット通販や宅配など生活に身近な配送はもちろん、部品や燃料など様々なものを全国各地に物流するドライバー。「人手不足」が騒がれる運送業界ですが、トラックドライバーの活躍・運転技術が「社会を支えている」といっても過言ではないのです。

●注意点

ドライバーという仕事にはストレスを感じる様々な場面があります。大きなものでは「荷物・貨物の運搬(輸送)の時間制限」ではないでしょうか。荷物は指定の時間内に届ける必要があります。一般的には無理なく配送できる時間が設定されていますが、道路の状態やその日の仕事の進み方によっては、時間が大変なことに…。なんてケースになることもあります。ドライバーの仕事は指示された道を運転するだけでなく、道路情報をチェックして、あらかじめ渋滞を避けるなど、時間内で商品を届ける工夫が必要となってくることもあります。もちろん安全運転にも強く注意をしなくてはいけません。

ほかには「体力的な面が必要になる」という注意点もあります。「運転をしているだけだから楽そう!」「運転は好きだから大丈夫!」なんて気持ちでドライバーを始めてみると、運転以外にも「荷物の積み下ろし作業」による力仕事の負荷・負担に驚いてしまうかもしれません。体力面意外はもちろん意外と「慣れ」や「コツ」が求められる仕事とも言えます。

仕事選びのヒントになりましたでしょうか?

今回はトラックドライバーの仕事・働き方について解説しました。トラックドライバーと一言でいっても「配送の種類」、「運転する距離」などによって働き方は大きく違います。「毎日家に帰りたい」、「とにかく運転に集中したい」、「休日を増やしたい」、「とにかく給与(給料)が良くて年収を上げたい!」、「けん引免許・運行管理者など持っているスキルを活かしたい!」などドライバー1人1人が仕事に求めるものは違うと思います。

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