大型免許の合格率は92.6%!中型から大型へステップアップ

今回ご紹介するのは、中型ドライバーから大型ドライバーにステップアップする方法!「大型ドライバーに興味はあるけど、中型のままでも生活はできるし…」「いつか大型に挑戦したいけど、なんか大変そうだから今のままでもいいかな」そんな方は、是非、読んでみてください。
大型ドライバーになると、どんな仕事ができるようになる実際の給与はいくらくらいなど、大型ドライバーにステップアップする前に知っておきたい、ちょっと気になる情報を掲載していますので、大型ドライバーデビューを果たした後の生活をイメージしやすくなりますよ。

中型から大型ドライバーにステップアップしよう!

大型ドライバーに興味はあるけど、まだ詳しくは知らない!実際に大型ドライバーになると、どんな仕事があるの?どんな、トラックに乗れるの?などの疑問にお答えします。

大型ドライバーにステップアップして仕事の幅を広げよう

大型ドライバーと言えばダンプやトレーラーに乗って仕事をするといった印象をお持ちの方は多いのではないでしょうか。もちろん、ダンプやトレーラーの仕事もありますが、その他にも固体・液体・気体を運搬するタンクローリー、土砂やセメント、小麦粉など粉粒体を運ぶバルク車、重量物を持ち上げるクレーンが取りつけられているユニック車、荷台のコンテナを自力で脱着できるアームロール車など様々な車種があります。

トレーラーを運転するには大型の他にけん引免許が必要だったり、タンクローリーでは危険物を取り扱うことが多いため実際に乗務するには、危険物取扱者の資格が必要だったりしますが、大型免許を取得すると、こんなにも運転できるトラックの幅が広がります。また、例えばタンクローリーは朝は早いけれど、夕方には帰れる仕事が多いので「毎日、夕方には帰宅してのんびりしたい」そんな方は、タンクローリーのドライバーを目指してみると良いかもしれません。

ステップアップで年収も80万円UP?!

令和6年度の厚生労働省調査によると、大型トラック運転手の平均年収は約480万円。中型ドライバーの平均年収は400万円なので、平均年収だけを見ても、中型ドライバーから大型ドライバーにステップアップすると80万円も増えることが分かります。

運送業専門求人サイト【ドラピタ】に掲載されている会社では、平均年収550万円の会社や月給60万円が可能な会社、1日1運行だけの地場配送で月給41万円以上の会社など、様々な大型ドライバ―の仕事が掲載されているので、給与金額だけでなく仕事内容も合わせて、自分に合った会社を探してみることをお勧めします。

さぁ大型免許を取りに行こう

大型免許の合格率は92.6%!

大型免許を取得する場合、一般的には自動車教習所に通って取得するケースが多いと思います。その場にかかる費用は、中型免許をお持ちの場合は20万円~25万円程度。大型免許を取得するために受講しなければならない技能時間数は14時間と定められており、指定自動車教習所では1日2時間までと法律で決まっています。しかし、中型免許を持っていれば、実地練習は5日間のみでOKと「道交法第96条の2」に定められていますので、仮免許に1日、試験日に1日を加算して、最短で7日あれば取得することが可能です。

最短で取得したいなら合宿免許!

最短7日あれば取得できる大型免許ですが「なかなか乗車予約が取れない」「仕事が終わらなくて、どうしても予約の時間に間に合わない」など、現実は、なかなか理想通りに進んでくれません。しかし合宿免許なら教習のスケジュールを自動車学校が組んでくれるので、予約がとれないといったこともありません。また合宿免許の費用には検定料金や宿泊する施設に泊まる費用や食事代も含まれていますので、通学するよりも結果的には、費用も時間も抑えることができる場合が多いです。

とはいえ、働きながら長期休暇を取得するのは難しい方もいると思いますので、自分の仕事や生活と照らし合わせて、より自分に合った方法を選択することが大切です。自動車学校で教習を終了し、卒業検定に合格すれば、免許センターで適性検査を受けます。学科試験・適性検査に合格すれば、念願の大型免許が取得できます。

一発試験に挑戦!合格率32.3%をあなたはどう見る!?

普段、中型ドライバーとして活躍している方の中には、運転テクニックに自信のある方も多いのではないでしょうか。そんな場合は、一発試験に挑戦してみるのもアリです!一発試験にかかる費用は、構内試験料、路上試験料など合計して3万8,650円!教習所に通った場合と比較すると、マイナス約16万~21万円とかなりコストダウンできます。

一発試験とはいえ、大型免許を取得するためには段階があります。まずは適性検査を受けて構内試験に合格し仮免許を取得しなければいけません。その後、1日2時間を上限として20時間の路上練習をする必要があるので最低でも5日間の路上練習を実施することになります。路上練習を終了したら、次は路上試験を受験します。クランク、S字カーブ、隘路の侵入などをクリアして、取得時講習を終えれば、やっと大型免許を取得することができます。

一発試験の合格率は32.3%ですが、3~5回挑戦して合格できている人が多いそうです。その場合、受験費用を約4万円として計算しても12万円~20万円程度。教習所に通うよりはコストを抑えられそうですが、路上練習のための場所やトラック、一緒に練習してくれる人を探すなどの人的コストを考えると、どちらがお得になるかは、その人次第といったところになりそうです。

免許があれば未経験でも入社できる

「ウチの会社は大型を取得しても、大型トラックには空きがないから乗せてくれない」この記事を読んでいる現役中型ドライバーの方の中には、こんな風に思っている方もいると思います。しかし大型免許が取得できたら、今、所属している会社にこだわる必要はありません!また、「せっかく大型免許を取得しても、大型ドライバーの経験がないと転職なんてできないでしょ?」そう思っている方もいるかもしれません。そんなことはありませんので、新しいスキルを手に転職活動を始めて、次の扉を開きましょう

大型ドライバーでも未経験者歓迎の会社はたくさんあります

未経験者というと、ドライバー未経験や運送業界未経験といった状態をイメージされる方が多いかと思います。しかし転職市場における未経験者には、さまざまな未経験者が存在します。例えば「中型ドライバーの経験はあるけれど、大型ドライバーは未経験」「中型の免許は持っているけれど、小型しか乗ったことがない中型未経験者」など。そうした事情を企業側も理解していますので「大型免許を持っている中型ドライバーの経験者なら、大型の経験はなくてもかまわない」「小型でも中型でも、なにかのドライバー経験があれば、大型の経験がなくても採用します」といった企業は、かなり多く存在しています。

求人情報に未経験者歓迎、経験者歓迎と書かれていたら、何の未経験者なのか、どんな経験者を必要としているのかをしっかりと確認することが大切です。

大型免許の取得支援制度がある会社も

厚生労働省が実施している制度に「人材開発支援助成金」があります。簡単に説明すると、これは企業が社員の教育・成長のために行う投資の一部を国が支援するという制度です。この制度を運送業界に置き換えてみると、会社が社員を自動車学校に通わせて大型免許を取得させたい場合は、国が支援するということ。ですから、大型免許の資格取得支援制度を持っている会社はかなり多くあります。大型免許を自分で取得する前に、大型免許の資格取得支援を行っている会社に転職してしまうというのも、中型ドライバーから大型ドライバーへとステップアップする一つの方法かも知れません。

大型ドライバーになるために動き出そう!

さぁ、もうすでに大型ドライバーへとステップアップする心構えが、出来てきたのではないでしょうか?じゃあ具体的には、何をすれば大型ドライバーとしてデビューすることができるのか。その方法をご紹介していきます。

やっぱり今の会社が好き!なら自社内で異動

先程は、大型免許が取得できたら、今、所属している会社にこだわる必要はありません!と書きましたが、転職活動をしなければ大型ドライバーにステップアップ出来ないわけではありません。所属している会社で大型ドライバーを必要としているのならば上司に相談してみるのが一番良いですし、これまで培ってきた社内での信頼関係なども維持したままステップアップできますので、給与面など折り合いがつけば、自社内での異動が一番リスクは少ないとも言えます。

転職といえば、ハローワークやリクルートはもう古い!?

転職しようと思った時に、真っ先に思い浮かぶのは、国が運営している職業安定所ハローワークや、リクナビNEXT、エン転職、マイナビ転職、DODAといった転職サイトではないでしょうか。そうした転職サイトには、営業職からITエンジニア、看護師、デザイナーなど、ありとあらゆる職種の求人情報が掲載されています。その中にはもちろん、大型ドライバーの求人情報も掲載されていますので、そうした転職サイトを利用して、企業とつながるのは転職を実現する一つの方法です。

しかし、ひと昔前は主流だった、こうした転職サイトを利用した転職活動ですが、最近では、少し変わってきているようです。そして現在主流となっているのは、Googleなどの検索エンジンで直接、自分が働きたい会社の求人情報を検索するというやり方。例えば「大型ドライバー 未経験 勤務地(自分が住んでいる地域)」などで検索して、転職先を探す方が多いようです。

現在の主流は求人検索サイトや専門サイト

Googleなどの検索エンジンを利用して転職情報を検索すると、検索のトップにあがってくるのは、Indeedや求人ボックス、スタンバイといった求人検索サイトやドライバーの求人に特化した専門サイトである場合が多いと思います。

専門サイトは、自分が探している職種、業種しか掲載されていません。ですから、リクナビNEXTなどの様々な職種が掲載されている転職サイトよりも、自分が探している職種、業種の求人情報が見つけやすいというメリットがあります。

また例えば、大型ドライバーでも夜勤や長距離で稼ぎたい方や日勤・近距離の仕事でワークライフバランスの取れた働き方がしたい方など、それぞれ人によって希望する働き方も違います。専門サイトは自分にとって理想的な働き方が実現できる会社も探しやすいので、是非、一度、覗いてみてください。

まとめ

いかがでしたか?中型ドライバーから大型ドライバーにステップアップすると、仕事の幅を広げることができ、それに伴い収入もUPできることがお分かりいただけたのではないでしょうか。また、それを実現する方法もイメージできたと思います。

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