HINO(日野)のトラックに乗りたい!人気の理由は?他のトラックとの違い

「トントントントンヒノノニトン」のユニークなCMで有名な、日野のトラック。日本のトラック業界ではかなり流通が進んでいるため、身近に感じるドライバーさんもいらっしゃるかもしれません。

今回は、日野のトラックが人気の理由をまとめています。なぜここまで日本での需要が高いのか、自分が乗っているトラックについて知れるいい機会かもしれないので、ぜひご覧ください。

HINO(日野)のトラックとは

HINOのトラックは、明治43年創業と歴史が長い、日野自動車株式会社が製造しています。実はこの日野自動車株式会社は、1965年からトヨタ自動車株式会社の傘下に入りました。

日本国内における、トラック顧客満足度ランキングはなんと第1位!また、世界一過酷なレースといわれるダカールラリーでは初参戦の1991年から連続完走を果たし、何度も優勝を飾るなど、高い自動車製造技術も評判となっています。

HINOに乗りたい!人気の理由は?

なぜHINOのトラックが日本で最も人気を博しているのか。日野自動車だからこそ、実現できた人気の理由をまとめました。

高い馬力と耐久性

先にも述べた通り、世界一過酷なダカールラリーを連続完走するほどの技術力を持つ日野自動車が製造するトラックは、走行時の馬力の強さと耐久性の高さに定評があります。

HINOの大型トラック「プロティア」の9Lモデルは最大出力は380PSと、国内トップクラスを誇ります。さらに、エンジンの軽量化にも成功し、燃費向上にも繋がりました。

走行中の振動を最小限に抑えて、安定走行を叶えられるHINOのトラックは、長時間の運転が続く中長距離のトラックドライバーさんにピッタリのトラックかもしれません。

アフターサービスの充実さ

トラックの平均耐久年数は15年~20年と言われているため、自家用車とは違いメンテナンスをしながら付き合っていく必要があります。HINOのトラックが、顧客満足度で高い数字を誇っている、大きな理由の一つとして充実したアフターサービスが挙げられます。

・HINO CONNECT
通信システムを利用して、日野自動車のスタッフが車両情報を常に把握し、最適なサービスを提供してくれます。これによって、より安心で安全な運行のための備えをしっかりでき、省燃費運転などの経済的な面でもサポートも受けることができるようになります。

・24時間緊急サポート
トラックが故障した際の修理による時間のロス。人手不足が深刻化しているドライバー業界内で、時間のロスは最大の敵とも言えるでしょう。そこで日野自動車は「稼働の最大化を図るため」として、全国の拠点で24時間の緊急対応サービスを行っています。ICTで車両の位置情報を把握することで、プロのエンジニアがいち早くトラックのもとに駆け付けてくれます。

運転サポート機能

HINOのトラックには、ドライバーの日々の運転をより快適にするための機能が搭載されています。

・Pro Shift 6
クラッチと6段のマニュアルトランスミッションを自動制御することによって、燃費効率などを考慮した最適なギアを選択し、自動的に変速を行う機能。Pro Shift 12と呼ばれる、12段変速を自動的に行う機能も開発されています。

・日野ハイブリッドシステム
高速道路での走行が多いことから、ハイブリット化に向かないとされていた大型トラックですが、HINOの大型ハイブリットトラックがこの常識を変えました。

基本性能は、ディーゼル車と変わらず、CO2削減と、燃費低減によって経費削減ができます。さらに、モーター走行による騒音や振動も削減して、ドライバーの疲労軽減にも効果があるトラックです。

まとめ

今回は、トラックドライバーさんにも身近なHINO(日野)のトラックが、人気な理由をご紹介しました。この記事を読んだことで、これから乗るトラックや、毎日乗っているトラックについて少しでも詳しくなれていたとしたら、筆者も嬉しい限りです。

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