ドライバー求人を探していると、「中距離運行」「中距離ドライバー」といった言葉を目にする機会も多いのではないでしょうか。
今回は「中距離運行」ってなに?という疑問にお答えします。
ドライバー未経験の方や、運送業経験者で改めてチェックしておきたい方も、ぜひご覧ください。
中距離運行とは
すごく簡単に言うと、中距離運行とは近すぎず遠すぎずの場所まで荷物を運ぶ仕事です。
近距離と言えるほど近くはないけど、長距離ほど遠くない。
といった感じです。
近距離・中距離・長距離運行の違いは?
トラックドライバーの仕事は、運転する距離によって「近距離」「中距離」「長距離」の大きく3つに分けることができます。
近距離
近場での輸送業務です。市内や隣の市までのかなり短い距離の配送を差すこともあれば、隣の県までの配送を差すこともあります。
例えば、東海エリアあれば、愛知・三重・岐阜の東海3県内の配送は、近距離(地場※)という認識になります。※運送業界では近距離のことを「地場(じば)」と呼ぶことも多いです
運転距離が短いのでドライバー未経験の方も始めやすい仕事です。
中距離
近距離と長距離の中間にあたるのが、中距離の業務です。
愛知・三重・岐阜の東海地方からであれば、静岡・関西・北陸あたりのエリアが「中距離」という認識になります。
長距離配送のように泊まりの運行になるケースは少なく、基本的には日帰りの運行です。
住み慣れたエリア外を走るので、ちょっとした小旅行気分を味わえたり、車窓からの景色を見るのが楽しいと話すドライバーもいます。
長距離
全国各地が配送エリアになります。車中泊をしながら全国を走るので、高速道路での輸送が一般的です。
愛知・三重・岐阜の東海地方からであれば、関東・東北地方・中国・九州への輸送は「長距離」という認識になります。
企業やエリアによって定義の違いも
近距離・中距離・長距離の定義は明確なものがなく、企業やエリアによっても変わります。
例えば、関東地方であれば、千葉から東京までは近距離だけど、栃木や群馬は中距離としてとらえている企業などもあります。
ドライバーの求人を見る際は、近距離・中距離・長距離といった文言だけではなく、具体的な配送エリアもぜひチェックしてみてください。
実際にどういう仕事をするのか、イメージしやすくなると思います。
希望収入に応じて運行距離を選ぶのもあり
一般的に、運行距離が長くなればなるほど、収入が上がる傾向にあります。
より高収入を狙いたい方は「中距離・長距離」の仕事、プライベートも重視したいという方は「近距離」の仕事。といった具合に、希望の収入や働き方によって求人を絞って探してみてくださいね。
まとめ
今回は「中距離運行」についてご紹介しました。
近距離・中距離・長距離によって働き方も変わってくるため、これから運送業へ転職する方やトラック運転手の求人を探している方は、各特徴を理解したうえで自分に向いてそうな仕事を選んでみてください。
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