ドライバーは転職回数が多いと転職に不利?職歴を強みに変える履歴書の書き方。

ドライバーに転職したいと思っているけど、志望動機をどう書けばいいか分からない。転職回数が多くて、書類で不採用にされそう。そう悩んでいる方に向けて、今回は、志望動機に書くべきことをお伝えします。

転職回数を強みに変える、ドライバーの志望動機の書き方を大公開!

ここからは、下記の志望動機を見ながら、3つのポイントを解説していきます。

①どんなことができるのかを具体的に記載する

「運送業の知識がある」「トラックの運転ができる」「荷積みの仕方を知っている」など、自分にはどんなことができるのかを具体的に記載することで、企業に「ほしい」と思わせることが大切です。

これは、ドライバーからドライバーの『同業他社への転職』に限らず、『異業種からの転職』でも重要なポイントになります。

例えば、「前職はサービス業で、ホールの仕事をしていました」というアピールポイントに対しては、接客スキルがあるという印象が持てるため、セールスドライバーや、商品の陳列作業がある食品の店舗配送ドライバーなどに適しています。
「事務員として社内で書類作成や電話対応をしていました」というアピールポイントに対しては、ドライバーとして経験を積んだ後、内勤の仕事も任せられるという印象が持てるため、キャリア採用につながる可能性もあります。
まずは自分がどんな人間で、自分を採用したらどんなメリットがあるのかを記載しましょう。

②転職理由を明記する

採用担当者がみるチェックポイントとして、「定着できそうか?」という点があります。
せっかく採用して教育したのに、すぐに辞めてしまってまた採用活動をしなければならない…
と、ならないために、転職理由と志望動機は重要視されるポイントです。

また、表記の仕方も重要で、ただ事実だけを書くのではなく、ポジティブな補足も付け加えましょう。

例えば、「休みが少なく残業が多い職場だったので、キツイと感じて退職」という理由であれば、
「将来長く働きたいので、年を重ねても働きやすい労働環境を求めて転職を決意」と記載することで、しっかり長く活躍してくれそう、という印象が持てます。
「年功序列な社風が気に入らなかった」という理由であれば、「キャリアを積んで上を目指したい」など、上昇志向を感じられるような言い回しに変更できます。

嘘を記載するのではなく、表現の仕方を変えることで、相手に好印象を与えるように心がけましょう。

③その会社独自の内容を盛り込む

採用担当者に選ばれる人は、自社の強みや大切にしていることを熟知している人です。
「一緒に働きたい」と思える人は、同じ目標・同じ価値観を持っている人。
採用担当者へのラブレターを書く気持ちで、自分の想いを伝えましょう。

例えば、安全教育に力を入れている会社であれば、前職での無事故の実績を示す内容や、
地域貢献やSDGsに力を入れている会社であれば、地元出身で地元貢献したい気持ちや、その取り組みに参加したい想いを記載してみましょう。

面接でもその内容に自ら触れて、話が盛り上げられたらベストです。

まとめ

今回は転職回数が多い方向けの志望動機・自己PR文の書き方やポイントをまとめました。

「仕事で活かせる自分の長所」「転職理由」「会社独自の内容」これらを盛り込んで、あなたの魅力が伝わる志望動機を書いてみましょう。