フォークリフトオペレーターが「きつい」と感じる理由と働きやすい点

「オペレーター」と聞くとコールセンターを思い浮かべる方も多いのでは?
今回の主役はコールセンターのオペレーターではありません!製造業などの現場で働く『フォークリフトオペレーター』について解説していきます!
フォークリフトオペレーターの業務内容や必要な免許など…お仕事の特徴から、フォークリフトオペレーターになるメリット・デメリット、給与はどうなの?なんてところまでご紹介◎
「未経験でも就職できる仕事ないかな?」「年齢を重ねてきたし、トラックドライバーから転職したい」そんな方も必見です★

フォークリフトオペレーターの仕事内容

まずは、フォークリフトオペレーターという職種の特徴から!
フォークリフトオペレーターは、写真のような”フォークリフト”という機械を操作して、
倉庫内の仕分けやトラックへの積み込みなどの作業を行う職種です。
工場内や物流倉庫の中など、製造業の縁の下の力持ちとして働いたり、港湾の倉庫で作業したりします。

次は具体的なフォークリフト作業の流れについてご紹介◎
フォークリフトは倉庫内作業で使われることが多く、基本的には製品・商品の運搬を行います。
倉庫内で製品・商品を仕分けする時は、”パレット”と呼ばれる平たい台に多くの荷物を載せて、まとめて運ぶことが多め。
パレットを使うことで、人の力では持ち上げられない量の荷物を、一気に運搬することができます!
製造ラインで完成した製品をまとめて出荷したい、倉庫内の大量の商品を移動させたい…
そんな時にパレット・フォークリフトの使用が便利なんです♪
”パレット”のイメージがつかない人は、下の写真をチェック!左下に積まれている、青いプラスチックの台がパレットです◎

また、倉庫内での荷物の運搬だけではなく、倉庫からトラックへと荷物の積み込みや、荷降ろしをしたり、
ピッキングと呼ばれる仕分け作業を行ったり、検査・検品などの軽作業をしたり…
中にはパレットに載せた荷物が崩れないように、”ラッピング作業”と呼ばれる作業を追加ですることも。
フォークリフトオペレーターの業務は意外とたくさんあるんです!

ちなみに、フォークリフトオペレーターになるには「フォークリフト運転技能講習修了証」という資格が必要。
いわゆる”フォークリフト免許”と呼ばれている資格です。
このフォークリフト免許を取ると、最大積載荷重が1トン以上のフォークリフトの運転ができるようになります。
更新はないので、一度取得してしまえば、一生モノの資格が手に入ります◎

フォークリフトオペレーターの仕事が「きつい」といわれる理由

フォークリフト作業員の仕事内容が分かったところで、仕事のデメリットについても見ていきましょう。
機械を使って積み下ろしをするだけなら、大変なことはないのでしょうか?
フォークリフトオペレーターの働き方について、より詳しく紹介していきます!

身体に負担がかかりやすい

1番のデメリットは”身体への負担”
積み下ろし自体はフォークリフトを使用しますが、
仕分け作業や、パレットへ荷物を載せる時に、ラッピング作業などの手作業が発生する場合も。
港湾作業だと、かなり重たい荷物を手作業で動かすこともあり、
『ただ乗っているだけ』ではなく、肉体労働もある程度必要になるお仕事です。

また、手作業があまりない場合でも、長時間座り続けてフォークリフト作業を行うことが多いため、
ドライバー同様、腰に負担がかかることも。
フォークリフトの操作はハンドルで行うので、ハンドル操作によって腕が疲れやすいというデメリットもあります。

暑さや寒さに耐える必要がある

勤務地の職場環境も、身体への負担に繋がります。
屋外での作業や、空調がきかない倉庫内での作業など、場所によって暑さや寒さに耐える必要があることも。
また、食品関係の倉庫だとマイナス18度以下に設定されている冷凍倉庫で作業するケースもあり、体温調節はかなり大変であると言えるでしょう。
ただし、企業によっては、防寒着など体温調節しやすい服装を用意してくれる会社もあるので、
就職先を探す時は、福利厚生までチェックしてみてくださいね◎

長い時間集中力が必要になる

一度にたくさんの商品・製品を運ぶため、運搬中に荷物を落としてしまったら大惨事…!
大切な商品を破損させないように、安全・丁寧に運搬することが求められます。
また、出荷作業を行う時は、トラックへの積み込みなどもあるので、
トラックに接触するなど、事故が起きないように注意を払うことも必要です。
残業が多くて、勤務時間が長いと集中力が低下してしまうので、
テキパキと作業することも大切になります。

同じ作業を繰り返すことが多い

フォークリフト作業は『パレットを使って重たい荷物を運ぶ』ことがほとんど!
検品作業なども、同じ作業の繰り返しが多いので、単純作業がニガテな人や、
自分で段取りを組んで仕事を進めたい人には向いていないかもしれません。
ただし、その分作業自体は簡単!
モクモクと単純作業を繰り返せる人なら、だれでも活躍できる仕事です◎

フォークリフトオペレーターの仕事の働きやすいところは?

ここまでフォークリフトオペレーターのお仕事の、きつい部分・デメリットばかりお伝えしてきましたが、ここからは、このお仕事のメリットについて、ご紹介します!

求人が多い

まずは何といっても募集が多いこと!
フォークリフトオペレーターは需要が高いので、転職したい場合でもお仕事が見つけやすいです◎
また、正社員にこだわらず、派遣社員やバイトでもOKなら、募集の幅も広がります!
正社員だと、社会保険に加入できるだけでなく、
給料面でも賞与の支給があって年収が高くなったり、昇給があったりするので将来性はバツグン◎
安定派の方には正社員の求人を探すことをおすすめします!

また、それぞれの雇用形態の収入も気になるところ!

・アルバイト・パートの平均時給 1,096円
・派遣社員の平均時給 1,268円
・正社員の平均年収 347万円
 ⇒月給換算すると月給29万円初任給は月給20万円ほどが相場
<参考>求人ボックス給料ナビ:フォークリフトの仕事の年収・時給・給料

派遣社員の給与分布のボリュームゾーンは時給1,089〜1,234円の水準とされているので、
フォークリフトオペレーターのお仕事は、比較的高時給の仕事と言えるでしょう。
また、アルバイトで入社してから、社員登用制度を利用して正社員になれる企業も!
最終的に自分がどんな雇用形態で働きたいのか、希望を再確認してみてもいいかもしれません◎

また派遣会社の中には、即戦力のフォークリフトオペレーターを派遣する株式会社も存在しています!
ドライバーの時にフォークリフト作業もしていたなど、
経験者の方は、派遣会社に登録するのも1つの手法かもしれません★

腕力がなくても働ける

軽作業・手作業があるとはいえ、基本的にはフォークリフト作業だから、
重たい荷物を自分の手で大量に運ぶことはありません!
体力や年齢層に関わらず働けるのも嬉しいポイント♪
もちろんフォークリフトの操作自体には、特に力は必要ありません。
性別も関係なく活躍できますよ◎

未経験も働ける

実はフォークリフト免許は数日間の講習を受ければ取得可能!
だから、未経験でも始めやすいお仕事なんです★
未経験向けのフォークリフトオペレーターの募集も多く、
正社員向けの募集の中には、
フォークリフト免許の取得費用を企業が負担してくれる場合もあります。
応募する際は『資格取得支援制度』で、免許の取得から支援してもらえるのかどうか、
採用情報も確認してみてくださいね!
また、未経験から始める際は、研修制度がしっかりしているかどうかチェックするのもおすすめ。
待遇面だけではなく、自分の成長を助けてくれる企業なのか確認することで、
未経験でも安心して始めることができますよ◎

いかがでしたか?

フォークリフトオペレーターのお仕事内容から、
働き方のメリット・デメリットまで、ご紹介してきました。
どんなお仕事なのか、想像がついたでしょうか?
この記事を読んで、少しでもフォークリフトオペレーターという職種が気になったら、
まずは募集を確認して、どんな企業があるのか見てみるのがおすすめです◎

また、物流業界の求人情報なら、当社のドラピタを使って探して応募するのがおすすめ!
正社員からアルバイトまで、豊富な募集があるので、希望の条件で検索してみてくださいね◎
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