そろそろ衣替えの季節になりました。
「春にしまった洋服を出してみるとなんだか臭い…。」
「汗ばむとなんだか自分から臭っている気がする…」なんてことありませんか?
防虫剤の臭いではないのであれば、それは皮脂汚れが変質してしまったものです。
この記事では、付いてしまった皮脂汚れの落とし方と、衣替えの服のしまい方をご紹介していくので、今回の衣替えの参考にしてみてください。
すでについてしまっている衣類の臭い
衣替えで衣類を出した時に一緒にしまった防虫剤の臭いがする時には、ハンガーに吊るして陰干しするのがおすすめです。一日も干せば大抵の臭いは無くなると思います。
もし、今すぐどうしても着て行きたいという時は、ハンガーに吊るしてドライヤーの冷風を最強にして全体に当ててみてください。少しくらいの臭いなら吹き飛びます。
陰干ししても、臭いが取れない場合は、もう一度洗濯してみましょう。
それでもまた臭うようであれば、漂白剤を入れ付け置き洗いです。それでもまだしつこく臭うようであれば、お湯につけてから洗濯してみてください。
わざわざお湯を沸かさなくても、お風呂の残り湯に30分位付け込んでから洗濯するので十分です。
今からしまう衣類の臭い
シーズン中についてしまった臭いをリセットするのにいい機会ですので、しっかりとリセットすることをおすすめします。
襟や袖口などの、特に臭いや汚れが付きやすい所に洗濯用洗剤や漂白剤を付け、お湯と一緒に付け込みます。その後、普通に洗濯をします。欲をいえば、天気のいい日にカラッと干せる日を選びましょう。
よくある注意点が一気に衣替えを済ませたくて、間隔が狭いまま無理やり干してしまって逆に生乾きの臭いが付いてしまう事です。
干す時の衣類同士の間隔があけられるように、余裕を持った衣替えを意識してみましょう。
洋服を仕舞う時には、綺麗に洗ったものだけしか入れないようにし、防虫剤を説明書通りに入れ、月に一度風通しできるとベストです。
もちろんしまう時も、ぎゅうぎゅうに詰め込むのではなく、少しゆとりを持って間隔を開けられるようにしましょう。
衣替えの時の柔軟剤
衣替えの時にも、いつもと同じ柔軟剤を使ってしまう人がいますが、去年の柔軟剤と同じであればいいものの、去年とは違う香りの物を使ってしまうと香りが重なってしまいます。
できるだけ香りのない柔軟剤を選ぶのがポイントです。
まさかないとは思いますが、洗濯せずにしまってしまうと、黄ばみや虫食いなどの元となるので、衣替えの時には必ず洗濯したものだけをしまうようにしましょう。
普段の洗濯のコツ
まず、洗濯物を貯め込まず、小まめに洗濯することです。忙しくても、毎日少量だけでも洗濯することをおすすめします。
一日中着用した衣類には雑菌が沢山潜んでおり、気分的にもよくありません。
特に下着などは小まめに洗濯するのがポイントです。
寝具など普段使うものを洗濯するのもいいですが、臭いが気になるならまず洗濯槽を疑ってみるのもいいと思います。半年から一年に一度は洗濯槽も掃除してみてくださいね。
まとめ
衣替えの時には、いつもと同じように洗濯するのではなく、しっかりと汚れをリセットしてしまう気持ちで取り組んでみてください。
ちょっとしたメンテナンスで、次のシーズンにも気持ちよくお気に入りの服が着られるよううになりますよ!