「ドライバーに興味がある」「運送業界へ転職したい」そう考えていざ求人を見てみると、「仕事内容が様々でよくわからなくなってきた!」そんなこともあるかもしれませんね。今回は数多くあるドライバーの仕事のなかから、自動車部品輸送の仕事内容について紹介します。向いている人、月収相場なども合わせてご覧ください!
自動車部品輸送の仕事内容
トラックにて自動車部品の輸送を行います。大手自動車メーカーの部品を扱うことがほとんどで、1度に大量に輸送するため、中型トラックや大型トラックを利用することが多いです。工場からメーカーへの輸送など、近郊のエリア内で輸送することも多く、近距離・中距離輸送が基本です。
自動車部品輸送はココがいい!働く側のメリット
ドライバーは、仕事内容によって働き方が180度変わると言っても過言ではありません。日勤のみで一般企業と変わらない生活リズムで働ける仕事もあれば、車中泊をしながら全国を走るような仕事もあります。では、自動車部品輸送にはどのような特徴やメリットがあるのでしょうか。
一概には言えませんが、自動車部品輸送でよく見られる特徴・メリットを挙げます。
●大手自動車メーカーの会社カレンダーに合わせて土日休みになることが多い
●大型連休もあり年間休日120日程度(運送業界のなかでは休日数が多い)
●固定ルートで行先がいつも同じで覚えやすい
●積み込みはフォークリフトを使用するため体力的な負担が少ない
自動車部品輸送に向いている人
自動車部品輸送では、食品輸送のように納品先での接客などがありません。そのため、どちらかというと人と関わるよりモクモクと1人で作業したいという方が多い傾向にあります。大手自動車メーカーのルールに沿って動くことも多いので、真面目な方や1つずつの作業をきっちりこなしたい方にも向いていると言えるでしょう。
また、自動車部品輸送の積み込みはフォークリフトを使うため、手積み手降ろしによる負担が少ない仕事です。休日数も運送業界のなかでは多い傾向にあるので、年齢を気にせずに働きたい方やプライベートを重視したい方にも向いています。
まとめ
自動車部品輸送に向いているのはこんな人
・モクモク作業が好き
・人と話すのは苦手かも
・真面目だねって言われることが多い
・安定した基盤の元で働きたい
・この先長く活躍していきたい
・稼ぎよりプライベート重視
自動車部品輸送に必要なスキルは?
特別なスキルを求められることは少ないですが、中型免許・大型免許などトラックに乗るために最低限の免許は必要です。また、荷物の積み込みでフォークリフトを使用するケースが多いため、フォークリフト免許も必要になることが多いです。
ただし、企業によっては運転免許やフォークリフト免許の取得サポートを行っている場合があります。ドライバー未経験でスタートできることもあるので確認してみることをおすすめします。
自動車部品輸送の月収相場
業務で使うトラックの大きさや地域によってまちまちですが、目安として中型で月収25万円前後、大型で月収28万円前後になるでしょう。日帰り運行かつ休日数が充実していることが多いので、高収入というよりは安定収入というイメージです。
やりがい・大変な部分は?
・やりがい
時間内に決められた場所まで輸送するので、仕事が終わるごとに達成感を感じることができます。また、自動車に関わる仕事なので、車が好きな方はとくにやりがいを実感しやすいでしょう。
・大変な部分
決まったルールの中で働くのが窮屈だと感じる方にとっては、大変と感じる部分もあるでしょう。逆に、「指示されたほうがやりやすい」「ルールがあるほうが安心する」という方にとっては働きやすい環境といえます。