気まずくならない! ペアドライバーとの会話ポイント

ドライバーもペアを組んで働くことがあり、中でも長距離になればなるほど車内で一緒になる事も多くなります。
コミュニケーションが苦手な人は、

「1人で仕事したいからドライバーになったのに……」

「こんなはずじゃなかった……」

と思う事も。


それでも仕事を円滑に回すためには、上手にコミュニケーションを取って行くのも仕事のうちです!
そこで今回は、誰とペアになっても、気まずくならない会話のコツをご紹介していくので、ペアドライバーとの会話に悩んだら参考にしてみてください。

仕事のコツや段取りを話しておく

車に乗った時、まずは次の段取りを進めておくと仕事がスムーズに捗ります。
この時に、「できるだけ早く終わらせたい」という願いが同じであれば、最短で済む段取りを一緒に考えるのがベストです。他にも抜け道やおすすめのお店、配送先の人柄、仕事のコツなど仕事に関するお得情報で盛り上がるのも!


そして片方が〝相手を気持ちよく過ごせるように”と考えていれば、自然にお互いが思いやりを持つようになり、車内にいい空気が流れだします。
相手に適度に気を使えるようになると、自分も楽になりますよ。

趣味やしあわせの瞬間を聞いてみる

ペアドライバーと、気持ちのいい時間を過ごしたいなら相手に気持ちよくしゃべらすのもひとつの方法です。
趣味を聞いて、その趣味の良さを詳しく尋ね、その趣味の中でも最高の瞬間を聞くのがおすすめです。
趣味がないという人なら、一日の中で一番幸せな瞬間を聞くのもいいですね。
他にも家に帰ってから何をしているのか、週のうちどの曜日が好きなのかとか自分でも考えた事が無いような事を聞くのも◎。もちろん自分でも考えてみましょう。もし共通の趣味があれば会話も勝手に弾むはず!


好きな事といっても、政治や宗教などの話はあまりしないのが得策です。

あまり詳しい個人情報は聞かない

なぜなら身近な人の不満を口にしだすと止まらないからです。不満がある人は、誰かのせいにしたい、何かのせいにしたいという欲求があります。しかしご存じの通り、他人が決めつけることはできません。ただ愚痴を聞くだけなら、と思っていても、進展しない話を聞き続けるのも結構なストレスです。

そういう時は話の流れを変えるのが一番。美味しいものの話やテレビの話、または週刊漫画では何派なのか、子供のころ好きだった食べ物は?など昔の話を持ち出すのもいいと思います。もちろん運転しないからといって、スマホばかりいじっているのは当然マイナスです。あくまでも仕事中です!

おしゃべり好きな人ならラッキー!?

勝手に自分で話を続ける人なら、適当に相槌を打つだけでいいので非常に楽です。
行き過ぎた話に乗らない、会話を確定させない事だけ気を付けて、思う存分相手にしゃべらせましょう。
あまり深い話をされても、配達先に付くと話が中断されるのでそこで話の流れを変えてやると、ほとんどの場合はすんなり話が変わるでしょう。
なぜならおしゃべり好きの人は、話がしたいだけなのであまり話の内容には執着していないのです。話すネタがないから深い話を持ち出している事が多いのです。
何かきっかけがあれば、何かのネタを与えてやんわりと会話を変えてやりましょう。

まとめ

この人とペアになるのは嫌だと思われるより、率先してこの人とペアになりたいと思われる方が仕事は上手く回りだします。


楽しい会話を心がけてペアドライバーの気分が良くなったら、後は無言でいても良い空気感が流れてくるでしょう。
中には話すのが苦手な人もいますから、自分が無理に会話すると「自分が頑張って話しかけたのに……」というネガティブな思いを持ちやすくなってしまい、お互いに嫌な気持ちが生まれがちです。会話は少しずつ、的確に!を心がけましょう。
狭い空間の中では一旦悪くなった空気を変えるのが非常に難しいので、一番目指すのは良い空気感を作る事です。


さあ、明日も気持ち良く頑張りましょう!