未経験からトラック運転手を目指している、そこのアナタ！
『ドライバーの面接ってどんなことを聞かれるんだろう』
『面接時の服装とかマナーとか…どうすればいいのかな』
こんな不安、ありませんか？
今回は、ドライバーの面接で聞かれやすいポイントから、面接時の身だしなみ、
直前のチェックポイントまで詳しく解説！
この記事を読んで、面接準備を進めていきましょう◎
トラックドライバーの面接で確認されやすいポイント
まずはトラック運転手の面接で、よく確認されるポイントをご紹介！
事前に聞かれそうなことを確認して、しっかり回答を準備してから、面接に臨みましょう。
仕事に適応できるか判断される
面接時にまず確認されるのは志望動機。
「この会社で働きたい」というやる気を見せることももちろん必要ですが
運送会社側としては、仕事内容をちゃんとこなせるかどうかも見ています。
特に、運送業界未経験の人は仕事内容のイメージがつきづらいことも。
運送業では勤務時間の大半が運転になることも多いので、長時間の運転は大丈夫か、
手作業が必要な職種であれば、積み下ろしの体力負担は問題ないか、なども見定められます。
また、運転手という仕事の特徴として、安全運転できるかどうかもポイント！
違反歴がなく、ゴールド免許を保有している、交通マナーを守って常に安全運転を心掛けているなど
ムチャな運転をしていないことをアピールすることも効果的です◎
長く会社に勤めてくれるか見定められる
運送会社では人手不足が深刻化しています。
お金をかけて求人を出して、やっと採用したのにすぐに辞めてしまった…
こうなると会社側の損失も大きくなってしまいます。
そのため、多くの運送会社ではこれから先長く勤めてくれる運転手を探しています。
応募する時は、自分がこれから先も長く働けそうな会社を探すことも重要！
仕事探しの段階で情報収集をしっかりして、続けられそうな運送会社を探しましょう。
また、自己PRのタイミングで、長期にわたって活躍したいことを伝えることも大切です。
コミュニケーション能力があるか確かめられる
『運転手』だからコミュニケーションをとらなくても大丈夫
…なんてことはありません！
荷物を配送する取引先の人と挨拶するなど、最低限のコミュニケーションは必要になります。
また、企業によっては大手運送会社が荷主で、大手運送会社の荷物を配送する場合も。
物流業界は横のつながりも多いので、今後も同じ業界内で働いていくのであれば
人間関係を円滑にするためにもコミュニケーションをしっかり取ることが重要になってきます。
人と話すのが好きな人なら、大きな長所になるので、面接時にアピールしてみてもいいかもしれません◎
トラックドライバーとして働ける健康状態にあるか確認される
トラック運転手の負担を減らそうという取り組みが業界全体で進んできているとはいえ、
運送業は運転や積み下ろしなど、一定の体力が必要です。
また、事故を起こさないように、運転の際は集中力も必要になってきます。
特に長距離ドライバーを目指している方は、長時間の運転が苦ではないかもポイント。
腰痛持ちの方や持病がある方など、健康状態に不安がある方は採用が難しくなることも。
残業時間を含めた労働時間が自分にとって適切か、休日数や働く時間帯は問題ないか、
仕事内容はムリせずできる範囲かなど…
自分の健康状態も考えて、仕事を選ぶようにしましょう。
トラックドライバーの面接を受けるときのコツ
ここからは面接を受けるときのポイントを解説します！
「こんなの当たり前」と思う部分もあるかもしれませんが、
細かい部分で損をしないように、一度目を通しておくといいかもしれませんよ◎
遅刻をしない
開始時間に遅れず到着することは、面接時の大前提！
面接が始まる時間の10分前には、会場に到着しておきましょう。
勤務地と面接地が同じという運送会社も多いので、家から勤務地までの行き方も事前に確認しておくと安心です◎
トラック運転手は、荷物を取引先の指定の時間までに配送するお仕事。
社会人としてのマナーという面ももちろんですが、
「遅刻するということは、配送も時間通りにできないのではないか？」という
悪い印象を与えてしまう可能性もあるので、時間には余裕をもって到着しましょう。
大きな声でハキハキと話す
面接時の受け答えの印象を大事にしているという会社も多いです。
入室した時の挨拶や、質問への受け答えの際は、大きな声でハキハキと話すようにしましょう。
小さな声で話すと、いいことを言っていても、内容が面接官に伝わらずに印象が悪くなってしまいます。
話すのがニガテな性格の人でも、声量や話すスピードに気を付ければ大丈夫。
大きな声でハキハキ話すことによって、あなたのやる気も伝わりやすくなります！
面接を受ける際の身だしなみの注意点
面接前の準備として、確認しておきたいのが『身だしなみ』。
採用に向けて、効果的な身だしなみを解説します！
服装
基本的にはスーツ着用で向かうのがマナー。
スーツはブラックやネイビーといった、落ち着いた色味を選ぶのが無難です。
柄は無地か薄いストライプなど、派手過ぎず清潔感があるスーツがおすすめ◎
男性の場合、ネクタイも派手な柄のものは避けて、シンプルなデザインのものにしておきましょう。
ラフな服装でOKの場合でも、作業着や派手なTシャツ、半ズボンといったカジュアルすぎる格好は避けておくのがベター。
迷った時はスーツを着用しておくと安心です。
鞄
鞄もスーツに合わせたものを用意しましょう。
また転職の面接時は、履歴書や職務経歴書など書類の持参も必須。
A4サイズの書類が入る大きさで、床に置いたときに自立するものがベストです。
あまり使っていない鞄であれば、面接の準備をする際に、汚れがないか確認することも忘れずに。
靴
スーツに合わせた靴も必要！
男性の場合は黒やこげ茶など、落ち着いた色味の革靴を用意しましょう。
女性の場合は、低くてもヒールのあるパンプスを用意した方がベターです。
また、意外と見られているのが靴の汚れ。事前に靴磨きなどを使って、汚れを落としておきましょう。
「足元まで抜かりなく準備している」と好印象を与えられますよ◎
髪型
髪型は清潔感を重視！男性なら短髪の方が好印象です。
女性で、髪の毛が肩よりも長い場合は、結んでおいた方が清潔感が出ます。
また、顔が隠れない髪型の方が、表情が見えて印象がいいので、
顔周りの髪の毛はスッキリさせておくのがオススメです。
見た目で「マナーがなっていない」「やる気がなさそう…」などと
思われてしまうのはもったいない！
細かい部分ですが、合格への第一歩だと思って、身だしなみにも気を遣いましょう。
トラックドライバーの面接で聞かれやすいこと
ここからは、トラック運転手の面接時に聞かれやすいことについて、例文も交えてご紹介◎
トラック運転手を志望する理由や、これまでの経歴、前職の退職理由、会社ごとの志望動機など
当日聞かれて困らないように、事前に準備しておきましょう！
トラックドライバーを希望する理由
ドライバー未経験の方の場合、運送業界で働く意欲を確認するために
「どうしてトラック運転手になりたいのか」を最初に聞かれることが多いので、
しっかり回答を準備しておきましょう。
「募集内容に書いてある給料が高かったから」「残業が少ないから」など、
働く条件や、待遇面を理由にするのはあまりオススメではありません。
それよりも、トラック運転手として働きたい理由・やる気をしっかりアピールすることが重要！
ドライバーとして、どんなことをしてみたいのかを伝えるといいでしょう。
転職では好きなことを仕事にしたいと思い、トラック運転手を志望しました。
●これまで無事故違反で安全運転を行ってきました。
慎重に運転できるという自分の長所を活かしたいと思い、ドライバーに挑戦しようと思いました。
経歴
ドライバー未経験の方も、経験者の方も、これまでの経歴について説明する時間は必ずあります。
これまでどんな仕事をして、何を得たのかを端的に説明できるようにしておきましょう。
トラック運転手の場合、所持している免許の種類や、違反歴がないかなど、
これまでの運転経験について聞かれることも。
また、タンクローリー車やユニック車など、運転免許とは別に資格が必要な場合もあるので
自分が志望している職種で必要な資格は何か、事前に確認しておくことが必要です。
ただし運送会社によっては、資格支援制度を用意していて、普通免許だけあれば応募できる場合も。
資格支援制度を利用したい場合は特に、やる気をアピールすることがポイント！
「会社のお金で資格を取得させてもらう」ことを意識して、なぜイチからトラック運転手になりたいのかを
丁寧に説明するようにしましょう。
営業で培ったコミュニケーション能力を長所として、御社でも活かせると考えています。
●保有している免許は普通自動車免許です。
これまで安全運転を心掛けてきたので、違反歴はありません。
トラックの運転に必要な免許は所有していませんが、御社で中型免許を取得させていただき、
少しでも早く御社の役に立てるようになりたいと考えています。
前職を辞める理由
経歴とあわせて聞かれるのが、前職の退職理由。
このタイミングで前職の嫌だったところや短所ばかりを説明すると
前向きに仕事に取り組めない人だと思われてしまいます。
「年収が低かった」「残業ばかりで嫌になった」など、マイナスな理由ではなく、
「自分の頑張りをちゃんと評価されたいと思った」「転勤のない仕事を探していた」といった
前向きな理由を伝えるようにしましょう。
そこで、自分が好きな運転を仕事にできて、歩合制で頑張りが給料に反映される
トラック運転手を目指しました。
面接を受けている会社を選んだ理由
数ある運送会社の中で、どうしてこの会社を選んだのか、
という志望動機ももちろん重要！
ただ「トラック運転手になりたいから」だけだと、どの会社でもできると思われて
他の応募者との差別化になりません。
事前に、応募する会社の情報収集をしっかりして、具体的な理由を説明できるようにしておきましょう。
また、御社では横乗り研修など、未経験向けの教育も丁寧に実施されているので
未経験からでも安心して始められると思いました。
トラックドライバーの面接を受ける前に確認したいチェックポイント
いよいよ面接当日！事前準備の最終段階へ◎
当日の朝に、以下のチェックポイントを確認して、安心して面接に臨めるようにしておきましょう♪
持ちもの
忘れ物は絶対にNG！
以下のリストも参考に、家を出る前に最終チェックしてみてください。
また、大事な書類はキレイなクリアフォルダーに入れておくと、
面接時に取り出したときに、「細かいところまで気配りができる性格の人だな」と
印象が良くなりますよ◎
- 履歴書・職務経歴書
- 筆記用具
- メモ帳
- 書類を持ち帰るための、予備のクリアフォルダー
- 免許証
- その他、企業から指定された持ち物があれば用意
靴
身だしなみの部分でもご紹介しましたが、足元は意外と見られているもの…
面接会場に早めに着いて、入室前に靴の汚れを確認しておきましょう。
靴は移動中に汚れやすいため、
小さい靴磨きなどを用意しておくと、いつでも靴をきれいにできるので安心です◎
胸ポケット
スーツやシャツの胸ポケットに、タバコ・スマートフォンを入れっぱなしにしていませんか？
入室時や面接が始まる際に、一礼して、胸ポケットに入っているものが落ちたら
印象がマイナスに…！
採用してもらうためには第一印象が大切。
胸ポケットの中身は、事前に出しておきましょう。
髪の乱れや顔の汚れ
移動に思ったより時間がかかって、焦ったら髪の毛がぐちゃぐちゃに…
面接前に食べたもののカスがついたままだった…
暑くてメイクが崩れてしまった…
これも、面接官にマイナスな印象を与えてしまう可能性があります。
面接会場に入る前に、一度鏡で髪の乱れや、顔に汚れがついていないか確認しましょう。
特に、食事をしてから面接に向かう場合は、一度お手洗いに寄って歯磨きをするなど
エチケット面の配慮も忘れずに！
いかがでしたか？
面接で聞かれやすいポイントから面接のコツ、身だしなみの注意点、
面接直前のチェックポイントまで一気に解説してきました！
今からトラックドライバーを目指したいと考えている方や、
別の運送会社に転職したいと思っている経験者の方の参考になったでしょうか。
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