「ドライバーって長時間労働が大変…」そんなイメージをお持ちの方も多いかと思います。しかし、2024年問題を機に働き方が見直され、労働時間も削減している企業がほとんどです。そのおかげか最近では、女性のトラックドライバーも増えてきています。
それでもなお、人手不足が著しい運送業界。数々の企業が、どうにかドライバーを増やせないか、と試行錯誤を繰り返しています。ドライバーに転職すると、どこにいっても重宝されること間違いなしですよ♪
今回は、そんな『トラックドライバーのやりがいや魅力、仕事の特徴や向いている人』について紹介していきたいと思います。
トラックドライバーのやりがいや魅力
まず、トラックドライバーとはどんな仕事なのでしょうか。
ドライバーの仕事は、トラックの配送距離によっても少しずつ違いが出てくるものです。《近距離の場合》複数の届け先に配送するため、積み降ろしの作業が多くなってしまう傾向がみられます。《中距離の場合》積み込み・納品先によっては泊まりになることも。《長距離の場合》片道500kmを超える場合は幹線道路を走ることが多く、積み降ろしの回数は少なめです。しかし、運転時間・拘束時間が長いため、パーキングエリアなどで車中泊することがほとんどとなります。
そんなトラックドライバーのお仕事には、どんなやりがいがあるのでしょうか?
社会のインフラを支える
トラックドライバーとは、日本の物流業界の一端を担っている職業であり、国内で運ばれる貨物の多くをトラックが輸送しています。
トラックが輸送するものは多岐にわたり、生活必需品や医薬品、建築資材など様々です。よって、トラックドライバーは、『人々の生活を支える仕事の一つ』と言えるでしょう。
また、最近では通販需要の拡大からトラックドライバーの需要も高くなり、自身のスキル次第では高収入やステップアップを目指せる環境が整っています。
好きな「車の運転」を仕事にできる
車の運転が好きな場合、「好きなこと」を仕事に出来るのです。職場や担当の業務によっては、運転したい場所を走ることもできるため、運転好きにとっては “ 天職 ” かもしれません。
また、長距離トラックドライバーの場合は、長時間1人で黙々と運転をすることになるため、一人の時間が好きな人にとっては、最高の仕事になるでしょう。ただ、1人だと眠くなってしまったりするので、こまめに休憩を入れて下さいね◎
働けば働いた分だけ収入が上がる
ドライバーの給与体系として、固定給に加えて歩合給が入ることが多くあります。その場合、よりたくさんの荷物を効率的に運ぶことで給料に直結していくのです。また、深夜の輸送を担当する場合は深夜手当も入る為、一般的に夜勤の方が稼げる傾向にあります。
ちなみに、トラックドライバーの【平均年収は300万円~480万円】ほど。乗る車両が大きくなるほど、運転距離が長くなるほど給与が高くなるのがポイントとなります。
厚生労働省の令和3年賃金構造基本統計調査の結果から試算すると、大型トラックドライバーは【平均年収463万1,900円、月収35万円】ほどです。小型・中型トラックドライバーは、大型トラックドライバーと比べて、やや低い【平均年収430万6,300円、月収32万円】となっています。
一般的には、長距離の大型トラック運転手が1番稼げるようです。しかし、軽貨物ドライバーも完全歩合制のお仕事が多いので、配達に慣れてきてコツさえ掴めば、未経験の方でもスグに収入が大幅アップするかもしれません。
【トラックのサイズ別】トラックドライバーの仕事の特徴
トラックドライバーの仕事内容は、車両の積載量や目的地までの輸送距離などによって違いがあります。
トラックの大きさと用途により一般的には3つに分類され、《小型トラック》はコンビニや宅配便など近距離向け、《中型トラック》は中・近距離で幅広く利用され、《大型トラック》は都市間など移動距離の長い大量輸送向けです。それぞれ必要な免許や資格が異なります。
大型トラックドライバー
大型トラックドライバーのお仕事は、指定の荷物を運搬する依頼を受け、指定の荷卸し場所まで配送する仕事です。大型トラックドライバーとなると、長距離輸送が多いため車中泊をしながら業務を行うこともあります。
体力とトラックの運転技術が必要な場合が多いですが、長時間ひとりで運転する事から、人間関係のわずらわしさがなく、複数人よりはひとりで仕事をする方が合っている人にとっては、ストレスの少ない仕事と感じることでしょう。
また、長距離ドライバーと呼ばれることもあり、中型トラックや小型トラックよりも収入が高い傾向にあります。
中型トラックドライバー
中型トラックドライバーは、主要都市にある集配所や荷卸し場所まで荷物を運搬するのが、主な仕事です。
近距離・中距離で使用されることが多いため、大型トラックドライバーと比較して、基本的には日帰りできる距離での仕事が多い傾向があり、フォークリフト免許を取得している場合、荷物の積み降ろしも行う場合があります。
小型トラックドライバー
小型トラックドライバーは国内大手の運送会社が必ずといっていいほど参入している、人気の職種です。大型トラックや中型トラックで主要な都市から配送された荷物を、各エリアへの集配所へ分配するのが小型トラックの主な仕事となります。
中型・大型と比べると車体が小さいため、ドライバーデビューには最適のサイズと言えるでしょう。また、普通免許でも乗れる人が多く、未経験からの人気も高い職種となっています。
トラックドライバーに向いている人
まず、未経験の方の場合は、免許を取得するところからのスタートとなります。小型トラック・中型トラックの場合は、お持ちの普通免許で乗れる場合もありますので、一度確認してみてください。
大型トラックの場合は、大型自動車運転免許が必要となります。車体が大きい分、運転技術も必要となるので、まずは小型・中型からスタートするのがおすすめです。
ドライバーを目指している人の中には、「トラックドライバーに興味はあるけど、自分にできるのかな?」「どんな人なら、活躍していけるのだろう」こんな疑問がある方も多いでしょう。
そこで今回は、トラックドライバーに向いている人の特徴を解説したいと思います。
運転を苦に感じない人
トラック運転手の仕事内容は、大まかに説明すると『依頼された荷物を指定の場所へ配達する業務』です。集配所で荷積みし、さまざまな目的地まで運んでいく、ここまでが一連の流れになります。業務時間の大半が運転業務になるため、長時間の運転でも苦にならない人におすすめです。
むしろ、運転が好きな人にとっては “ 天職 ” になる可能性も!志望動機の中にも、「運転が好きだったから」という理由が多く挙げられます。
責任感が強い人
トラックドライバーは決められた場所へ時間通りに指定の荷物を届けるお仕事です。特に、小型・中型トラックでは、各家庭や事業所への配送を担当することが多いため、時間指定に合わせて荷物を届けるという責任感も求められるでしょう。
また、荷物を適当に扱うと問題が起きやすく、届けてからのクレームにもつながってしまうため、責任感をもって業務を遂行できる人が向いています。
体力がある人
長時間にわたるトラックの運転や荷物の運搬業務は体力が必須といえます。
深夜や早朝の業務になると不規則な生活リズムになり、睡眠不足になってしまうことも。しっかり休むことはもちろん大切ですが、もともと身体が丈夫で体力がある人のほうが向いていると言えるでしょう。
また、仕事によってはハードな荷物の積み降ろしが必要になります。夜勤の有無や荷物の量、輸送距離など自分に合った業務内容を選ぶことが、仕事を長く続けていく秘訣です。
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トラックドライバーのやりがいや魅力は?仕事の特徴や向いている人のまとめ
いかかですか?ドライバーへの転職のヒントとなりましたでしょうか。
今回は『トラックドライバーのやりがいや魅力、仕事の特徴や向いている人』について解説しました。ぜひ、仕事選びの参考にしてみてくださいね。
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