人の第一印象は3~5秒で決まる、という『メラビアンの法則』をご存じでしょうか?
就職活動をする中で、最も重要な局面に当たる面接。何を話すか、ももちろん重要ですが、特に重要視されるのは「第一印象」と言われています。そして、その第一印象を決定づけるものが、《服装》です。事前に会社についてどれだけ下調べしていても、志望動機をきちんと話せても、第一印象が足を引っ張ってしまうケースも少なくありません。
そこで今回は、これから本番を迎えるアツい夏の時期に、どのような服装で面接にいけば印象がよいのか、ポイントとともにご紹介していきます。
はじめに
面接といえばスーツ、と一般的には言われていますが、運送業においては、下記のような意見も多く聞かれます。
・現場仕事なので、スーツだと固すぎる
・スーツで行って採用されたが、後日「銀行員かと思った」と言われた
・スーツを着てくる方はちゃんとしすぎていて、うちの社風に合うか不安になる
もちろん、企業によっては「スーツを着て来る方のほうが、内面的にもしっかりした印象を受ける」という意見もあり、スーツ着用が採用基準になるかは企業によりけりだということが分かります。実際、『服装の指定なし』『茶髪・ピアス・髭OK』などという企業も少なくはありません。ということで今回はスーツを着るかどうか、ではなく、どうやったら印象が良くなるか、に着目してポイントをまとめてみました。
ここを押さえたい!4つのポイント
ポイント1:サイズの合う服を選ぶ
自分の体型にフィットするものを選びましょう。大きすぎても小さすぎても、頼りない印象を与えてしまいます。自分の体型に合った服を選ぶことで長時間着ていてもストレスが少なく、型崩れもしにくいので、「仕事が出来そう」という印象を与えることができます。
ポイント2:清潔感のある服を選ぶ
事前にアイロンをかけるなどして、服のシワは伸ばしておきましょう。また、臭いも重要です。タバコや汗、カビの臭いは一気に自分の印象を下げてしまいます。服用のリフレッシュスプレーをかけたり、前日に洗って太陽に当てた服を身に着けることで、自分自身の気持ちも晴れやかな状態で面接を受けることができます。
ポイント3:落ち着いた色味の服を選ぶ
派手すぎるアイテムや柄は避けましょう。ブラック、ブラウン、ネイビー、ホワイトなど落ち着いた無地の色味で合わせるのがベストです。グレーなど汗染みが目立ちそうな服も避けるのが無難でしょう。
ポイント4:極端にラフなアイテムはさける
スウェット、短パン、サンダルなど、ラフな格好は「この人は何をしにきているのだろう?」という印象を与えかねません。また、いくら夏であろうと露出が多いファッションもNGです。自分なりのおしゃれ=好印象では必ずしもないことを忘れないようにしましょう。
こんなファッションは好印象!
①Tシャツ×ジャケット×革靴
落ち着いたトーンでまとめられており好印象。Yシャツではありませんが、清潔でピンとしたインナーにジャケットのボタンをしめることで誠実なイメージを与えます。
②Yシャツ×チノパン
しわのないYシャツに、体型にあったパンツがマッチしています。髪の毛もしっかりと整えられているので、全体的に落ち着いていて好印象を与えるでしょう。
③セットアップ×白スニーカー
スニーカーも、汚れや傷がない清潔感のあるものであれば、好印象です。色は無難に真っ白を選ぶと良いでしょう。上下セットのジャケットとパンツで色味を揃えて、シンプルながらスマートな印象を与えます。
まとめ
いかがだったでしょうか。面接で最も大事なのは清潔感と、応募先企業へのリスペクト。ちょっとの意識で印象が何倍にもよくなる、ということが伝わっていれば嬉しいです。