「ドライバーに興味がある」「運送業界へ転職したい」そう考えていざ求人を見てみると、「仕事内容が様々でよくわからなくなってきた!」そんなこともあるかもしれませんね。今回は数多くあるドライバーの仕事のなかから、建築資材配送ドライバーの仕事内容について紹介します。向いている人、月収相場なども合わせてご覧ください!
建築資材配送ドライバーの仕事内容
トラックにて建築資材の運搬をします。建築資材と一口にいっても種類はさまざまです。例えば、木材、鉄鋼材、コンクリートブロックなど。建築資材は、建物を建設するために必要な材料になります。
建築資材の配送ドライバーの仕事は、こうした建築資材を建設現場まで運搬することです。中型トラックもしくは大型トラックを使用した近距離配送が一般的で、1日数件の建設現場に建築資材を届けていきます。
また、重量のあるものを扱うことが多いため、建築資材の運搬時にはクレーンの付いたトラックがよく使用されます。基本はクレーンを使って積み降ろしをするため過度な力作業もなく、中高年のドライバーも多く活躍しています。
建築資材配送ドライバーはココがいい!働く側のメリット
ドライバーは、仕事内容によって働き方が180度変わると言っても過言ではありません。日勤のみで一般企業と変わらない生活リズムで働ける仕事もあれば、車中泊をしながら全国を走るような仕事もあります。では、建築資材配送ドライバーにはどのような特徴やメリットがあるのでしょうか。
一概には言えませんが、建築資材配送ドライバーでよく見られる特徴・メリットを挙げます。
●クレーンを使った積み降ろしで腰への負担が少なめ
●年齢を重ねても続けやすい
●日勤帯の勤務がほとんど
●現場が動いている時間に運搬を完了させる必要があるため、夜遅くなりすぎることもなく残業も少なめ
建築資材配送ドライバーに向いている人
建設工事の現場に必要な資材を運搬するため、時間を守って各現場まで届ける必要があります。予め決められた運行スケジュールに沿って仕事をすることになるので、決められたルールのもとで働きたい方や、仕事を一つ一つしっかりこなしていきたい真面目な方に向いているといえるでしょう。
運行時間がきちっと決められている分、「残業が少ない」「終わりの時間を読みやすい」というメリットもあります。そもそも建築資材の運搬は運搬先の現場が動いている時間帯に行うため、夜遅くに運搬するケースはほぼありません。日によっては早く運搬が終わって早帰りする、なんて話もよく聞かれます。
積み込み作業にはクレーンを使うことが基本になるため、手積み手降ろしによる負担が少ない仕事でもあります。体力的に心配な方や、年齢を重ねても現役でドライバーを続けたい方にも向いていますね。実際に、中高年やシニアのドライバーも多く活躍しています。
まとめ
建築資材配送ドライバーに向いているのはこんな人
・予め決められたルールがあると安心する
・真面目だねって言われることが多い
・目の前のことにコツコツと取り組める
・できれば毎日同じリズムで働きたい
・年齢を重ねてもムリなくできる仕事を選びたい
建築資材配送に必要なスキルは?
車両の大きさにもよりますが、普通免許だけで働ける仕事もあります。中型、大型トラックで働く場合は、それぞれ中型免許、大型免許が必要です。
その他、運び込みは手作業だけではなく、機械を使用する場合もあります。フォークリフトやクレーンの免許を取得すれば、運搬物に対して柔軟な対応ができ、手当が付く会社もあります。
入社後に必要免許の取得を目指せるような企業もあるため、チェックしてみて下さいね。
建築資材配送ドライバーの月収相場
業務内容や地域、車両の大きさによっても多少変動しますが、建築資材配送ドライバー全体の平均月収は30~40万円前後と言われています。手取り額にすると、月30~36万円が目安です。建築資材配送は、給与面においての待遇が比較的良い傾向にあります。地域や車両の大きさによっても前後しますので、それぞれの求人票からチェックしてみましょう。
建築資材配送ドライバーはきつい?大変な部分・やりがい
大変な部分
建築資材の運搬は現場に合わせて朝早く出発することも。朝が苦手な方は特に、大変と思うかもしれません。また、一般的な運送業ドライバーに比べて近場の配送が中心となり、再配達とそれに対する往復の運転などとにかく配送頻度が多いです。業務を1つ1つこなしてやり切ったという達成感を楽しめる方は、向いているかもしれません。
やりがい
先程もご紹介した通り、建築資材配送は給与面においての待遇が比較的良い傾向にあります。仕事をこなした分は給与反映される会社が多く、かつ給与水準が高いため、仕事に対してのやりがいや達成感を身をもって感じられるでしょう。