ドライバー求人のリアルな給与を知る方法。結局いくらもらえるの?

ドライバーの求人を探している方にとって、給与に関する情報はかなり気になるところ。

「結局どれくらい貰えるの?」「本当にこれだけ稼げる?」「歩合って言葉をよく見るけどどういう意味?」など、疑問に思うことが出てきたら、今回紹介するポイントや注意点も確認してみてください。

業務委託の配送ドライバー<給与のポイント・注意点>

業務委託で配送ドライバーの仕事を探している方は、求人を見る際に以下についても考えてみましょう。

・手取りがどれくらいになるか
・経費がどれくらいかかりそうか
・初期費用はどれくらいかかるのか

業務委託のドライバーで注意したいのが、売上がそのまま自分の手元に残るわけではないということ。

自身の売上額から運送会社に支払うロイヤリティなどを引いた額が、最終的にあなたの手元に残るお金(手取り)になります。ちなみに、ロイヤリティの相場は15~20%程度です。

また、業務委託で働く場合はガソリン代や業務に使う車両の維持費なども自分で負担することが多いです。

さらに委託契約を結ぶ会社によっては登録料などの初期費用が掛かるケースもあるので、応募前に確認することをオススメします。

長距離ドライバー<給与のポイント・注意点>

長距離ドライバーの求人を確認するときは、どんな手当が付くのかにも注目してみましょう。

手当の有無はもちろんですが、注意したいのは会社によって手当の内容や呼び方が異なるということ。

例えば

・長距離手当
・運行手当
・大型手当
・出張手当
・宿泊手当   など

運行距離に対しての手当、泊まりに対しての手当など、どの部分にどんな手当が発生するかは会社によって変わります。また同じような内容の手当でも、会社によって呼び方が変わることもあります。

求人を見る際は、手当の詳細や支給される金額も確認したいところです。

「歩合の付き方」も要チェック!

ドライバーの求人を見るときに「歩合制」「歩合給」という言葉をよく見かけることもあると思います。

そもそも歩合とは、売上や個人の成績に応じて支払われる給与のことです。運送業界では歩合給を導入しているケースが多く、頑張り次第で高収入を狙うことのできる仕事もあります。

歩合の設定基準は会社により異なりますが、運送業界でよく見られる歩合の付き方は以下のようなものがあります。

売上を基準にしたもの

個人やチームが配送した荷物の個数、配送先で営業をかけて仕事を獲得した場合など、売上を基準に歩合が発生するケースです。

走行距離や運行回数等を基準にしたもの

月間の走行距離によって歩合が付くこともあります。また、通常業務に加えて運行本数を増やすことで手当が発生する場合も。他にも、手積み降ろしの回数など頑張りに応じて歩合が付く会社もあります。

このように歩合の付き方は会社によって様々です。何が歩合の対象になっているかをしっかりと確認することで、「何をどう頑張ったらこの会社で稼げるのか」が見えてきます。

求人のなかで「頑張り次第稼げる!」というような言葉を見つけたら、歩合の付き方や歩合の対象となるものも合わせてチェックしてみましょう。

まとめ

今回はドライバー求人にある「給与」を見るときのポイントや注意点をお伝えしました。

●業務委託の配送ドライバーは手取り、経費や初期費用についても考えておく
●ドライバーに支給される手当の詳細や金額についても確認する
●歩合を導入している企業の場合は、歩合の対象となるものや詳細を確認する

今回紹介したポイントも参考に、ドライバーの仕事を探してみてくださいね。