物流業界でよく見る単語5選!基本用語をわかりやすく解説~ホームページ編~

物流会社のホームページなどでよく見る専門用語。なんとなく知っている気がする単語から、全く知らない言葉もあると思います。今回は、実際に仕事で物流に関わる方・これから物流業界への転職を考えている方に向けて、まず知っておくといい「基本用語」を5つまとめました。今後の仕事や転職活動のためにも、基本用語をおさえておきましょう!

物流業界の基本用語をおさえよう

物流会社のホームページでよく見かける単語。なんとなく意味のわかるものもあるけど、説明してって言われると難しい……。まずは基本的な用語だけでもおさえておくと便利です!

【1】Gマーク

Gマーク(貨物自動車運送事業安全評価事業)とは、「安全な輸送のために積極的に取り組んでいる事業所」として認定する制度のことです。2003年に国土交通省が始めて以来、推進されています。これにより、以下のようなメリットが生まれます。

・取引先への信頼につながる
・社内での安全意識が高まる
・運送会社を利用したい側にとって「より安全性の高い事業者」を選ぶ目安になる

認定を受けるには、全日本トラック協会の安全評価委員会によりGマークの基準を満たすことが必要ですが、運送会社の高い安全性をアピールするのに有効な手段です。実際にGマークを取得している事業所の事故割合は、未習得事業所の半分以下に抑えられています。

【2】3PL

3PL(サードパーティー・ロジスティクス)とは、企業にとって手間やコストのかかる物流部門を第三者企業に委託するやり方のことです。物流を1つの企業で完結させるためには、トラックの確保、商品を保管する倉庫の管理が必要となります。さらに、それに伴うスタッフの確保も必須です。これらを整えるコストや時間を考えると、企業にとって非効率ともいえます。そこで物流業務を外部にすべて委託する3PLが注目されるようになりました。物流に関しては3PL業者にお任せすることで、自社の本来の業務に集中することができ効率アップにもつながります。

【3】グリーン経営

グリーン経営とは、環境に優しい経営を表すものです。例えば、エコドライブや低公害車の導入など、環境保全に繋がる取り組みです。グリーン経営を行っていることを正式に証明するには、「交通エコロジー・モビリティ財団」の審査が必要です。当財団が定める36項目の取り組みができていると認められれば、グリーン経営を行う企業として社会に広くアピールすることもできます。企業側に対するメリットは他にも、交通事故の減少や従業員の士気向上などがあり、環境保全に取り組みながら経営の改善も見込めます。

【4】モーダルシフト

モーダルシフトとは、自動車のみで行っていた輸送を環境負荷の少ない輸送方法に転換することをいいます。具体的には、トラックなどの自動車に加えて環境負荷の少ない船や鉄道も組み合わせて輸送を行います。例えば、A地点からB地点まではトラックで、B地点からC地点までは船で輸送するといった組み合わせです。じつはトラックでの輸送は環境負荷が高く、1トンの貨物を1km運ぶ際にはCO2が225g排出されます。対して鉄道は18g、船は41gのCO2排出量です。(2019年度)自動車輸送に限らず、鉄道や船も上手く活用することで地球温暖化対策にもつながります。

出典:国土交通省ウェブサイト「モーダルシフトとは」
https://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/modalshift.html

【5】ワンストップサービス

ワンストップサービスとは、1か所でまとめて作業を完了できるなど1本化されたサービスのことです。行政の手続きや公共料金の支払いなどですでにワンストップ化が進んでいますが、例えば運送会社では荷物を単に運ぶだけではなく、荷物の管理や伝票作成、荷物の設置など物流業務に関連する業務もサービスとしておこなうという例があります。このようにサービスが1本化されることで、利用者側が問い合わせる窓口が1つになり管理がしやすいといったメリットがあります。また、配送コストの削減も期待できます。