転職活動で重要なのが面接。もちろんドライバーも同じです。この記事では面接で想定される質問を、回答例を交えながら5つピックアップしました。
ドライバーの面接では、どのようなことを聞かれることが多いのでしょうか。一般的な質問からドライバーならではの質問までよく聞かれる内容を見ていきましょう。
志望動機をはっきりと
「なぜこの仕事を選んだのか」「なぜこの会社を選んだのか」は面接の際に多く聞かれます。他ではなく、この仕事・会社がいいと思った理由は事前に準備しておきましょう。
また、未経験の方の場合は「どうしてドライバーになろうと思ったのか」を聞かれることもありますので、こちらの回答も合わせて準備しておきましょう。
また、「給料が良かったから」「仕事が楽そうだったから」など、よくありがちな手志望動機は、前職での経験などを交えて話すのがいいでしょう。
「給料が良かったから」
⇒「前職では、勤続年数が経たないと給与がなかなか上がりませんでしたが、御社では仕事ができればその分ダイレクトに給与に反映されるので、自分の実力でどれだけ稼げるか試したいと思いました。」
「仕事が楽そうだったから」
⇒「前職では、手積み手降ろしの仕事で疲れがたまり、休日に子供たちと一緒に遊ぶのも十分にできませんでした。そのため、体の負担が少ない仕事に転職したいと思いました。」
長所と短所を言えるように
ドライバーとしてだけでなく、人柄なども知るために長所・短所が聞かれる場合もあります。面接官は、「この人は自分を客観的に見ることができているか？」を知るために質問していますので、答えられるよう準備しておきましょう。
長所・短所は自分で見つけにくい場合もありますので、過去の体験を思い出したり、人に聞いたりしながら見つけていきましょう。短所と長所は裏表の関係なので、短所から長所を見つけてみるのもいい方法です。
短所から長所の言いかえ
せっかち
⇒すぐ行動に移す、決断が早い
1つのことしかできない
⇒集中力がある、1つ1つの物事に真剣に向き合う
心配性
⇒用心深い、考えてから行動する
面倒くさがり
⇒効率よく仕事ができる、最短ルートで目標を達成できる
また、ドライバーという職業柄、「安全運転」や「無事故」なども立派な長所と言えるでしょう。
免許を取得してからの期間
ドライバーとして採用する以上、運転経験はどの企業も気になる部分です。履歴書にも記載していると思いますが、改めて聞かれた時は実際の期間プラス一言付け足せるといいでしょう。
例）
「大型免許を取得してから5年が経ちます。前職でも安全運転には気を付けていましたので、取得してから無事故・無違反を続けることが出来ています。」
「大型免許を取得してからまだ1ヶ月程度です。御社では研修が充実していると拝見しましたので、入社後に基礎から運転技術を学び、実務に活かしていきたいと考えています。」
勤務可能な時期
「すぐに働いてほしい」「来月からでないと新しい仕事が始まらない」など、いつ頃から働けるかは各企業によってまちまちです。特に現在別の会社で働いている方は、退職の手続きなどもありますので、いつ頃から働くことができるかをはっきり伝えるようにしましょう。
入社後はどうなりたいか
「入社後はどういう社員になりたいか」という質問には、仕事に対する意欲や前向きさを見るだけでなく、「その人が会社に合っているか」どうかを見るポイントにもなります。仕事を通してどうなりたいか、自分なりに考えておきましょう。
例）
「入社後はまず中型ドライバーとしての仕事を一人前にできるようになりたいと思います。そこから御社の資格支援制度で大型免許を取得し、大型ドライバーとしてのキャリアをスタートさせたいです。」
「入社後は今までの経験を活かして、大型ドライバーとしてすぐに活躍したいと考えています。仕事に慣れたら、コミュニケーション力を生かして、新人にドライバーとしてのノウハウを教えていきたいです。」
まとめ
いかがでしたでしょうか。事前に準備をすることで当日は自信を持って臨めますし、あなたのことを面接官により理解してもらえると思います。
少しでも自分の良さが伝えられるように、面接対策の時間を取ってみてはいかがでしょうか。
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