ドライバー必見!雪道の要注意エリア

雪道を走る時はできるだけ余裕を持って走れるようにしておくのが鉄則です。

車間距離を十分に取り、あらかじめ車が滑ることを想定しながら走行し、急発進、急ブレーキ、急な車線変更などないように心がけましょう。

今回は、雪道で特に注意したいエリアを具体的にもご紹介していくので、できる限り注意して走行するようにしてください。

カーブや坂道に注意!

普通の道でも意外に思うように車が動かなくなりやすいのは、カーブや坂道です。

カーブは特に速度を落とし、前の車としっかり車間距離を取りながら進むようにして下さい。

前の車だけでなく、四方すべての車の位置も確認しておきましょう。

坂道の上りはアクセルを一定にし、途中で車が止まってしまい、再発進することの無いようにしてください。下りはエンジンブレーキも使いながらゆっくりと下ります。

村田JCT~仙台宮城ICでは坂とカーブが連続する道になっているので、特にスピードに注意してください。

日陰になりやすい所に注意!

周りは日に当たって雪が解けていたとしても、日陰は温度が上がりません。山間部やビルやマンションの間など、あまり日が当たらない場所は特に注意してください。

合わせて夜も気温が下がり、アイスバーンになりやすくなっています。できる限り夜には運転しないようにしましょう。

白河IC付近や、国見ICあたりは日陰と坂道が続く道路になっています。特に注意してください。

橋の上は注意!

特に川の上にある橋は吹き晒しの上に、水が近い事からアイスバーンになりやすくなっています。

なるべく前の車の後を付いて行きながら、車間距離をしっかりと取るようにしてください。

坂道と同じように上りでの停車は再発進しにくくなりますので、橋の先に信号などある場合は特に注意が必要です。念には念を入れて、信号をチェックしてから橋を渡るようにし、余裕を持って通行するようにしてください。

トンネルの出入口に注意!

トンネル内は雪が積もっていないので気が緩みがちですが、出口付近からすでに雪が積もっていたり、雪や雪解けの為にアイスバーンになっていることが多いので、トンネルの出口付近には特に注意してください。

トンネルの入り口は入り口で滑りやすくなっているので、トンネルに入る時は出来る限りスピードを落とすようにしましょう。

宮城川崎IC~山形蔵王IC、北上西IC~横手ICではトンネルが連続するので特に注意が必要です。

交通量の少ない場所に注意!

大雪で身動きが取れなくなってしまう事もあります。

交通量の少ない道は避けて、できるだけ交通量の多い道路を通るようにし、携帯が圏外になるような場所に行くのは控えましょう。

交通量の多い道路はできるだけ前の車の轍(わだち)を通るようにし、新雪が降り積もっている場所を通るのも避けておきましょう。

くれぐれもブレーキを踏むときはじんわりと踏むようにしてください。急ブレーキはすぐにスリップしてしまいます。

そしてすぐに通行止めになってしまう事も多々ありますので、時間にも余裕を持って出発するようにしてください。

まとめ

雪道を走るのは本当に危険です。アイスバーンになってしまえば、当然ブレーキの効きも悪くなってしまいます。

同じ道路でも2倍から4倍はブレーキが利かなくなってしまうので、くれぐれも車間距離には注意してください。

交通渋滞よりも交通事故の方が危険ですから、周りに迷惑をかけると焦らず、ぜひゆっくりと余裕を持って運転するようにしてください。

もし、どうにもならなくなったらすぐに救助を呼び、ハザードを付けてから待機するようにしてください。雪道だけでなく普段から、心に余裕を持った運転をしたいものですね。